ヒッチハイクに大切な7つのこと
こんにちは。今日はヒッチハイクをする際、大切にすべき7つの事をまとめていこうと思います。
僕は大学2年の頃から現在まで、何度もヒッチハイク旅行をしており、50台以上の車に乗せていただきました。
まだ初めて間もない頃は5時間ずっと外で札を出して立ち続けたこともありました。
しかし、この記事を読めば、2時間以内には乗せてもらうことができるようになると思います。
その方法を解説していきます。
1. わかりやすく目的地を示すこと
札に書く目的地は、太いペンではっきりと書きましょう。
その時、具体的な目的地を書くのではなく、向かう方向にある大都市を書くと良いです。
例えば、静岡から栃木の日光に行きたい場合、札に書くべきなのは、「東京」です。
乗せてもらった後、ドライバーの目的地と高速道路網を調べて、降ろしてもらうPAを決めればいいです。
もし「日光」や「栃木」と書いてしまうと、途中まで乗せることができる人でも、「行かないから」とスルーしてしまうことがあります。
2. 高速道路のPAで始めること
ヒッチハイクは、得体の知れない人を自分の車に乗せる行為です。そのため、ドライバーがもし「乗せたい」と思っても、心のどこかで少し躊躇してしまうものです。
通常の道路で行うと、躊躇しているうちに通り過ぎてしまうことがよくあります。
しかし、PAでヒッチハイクを行えば、ドライバーが興味を持ってくれた時、十分に考え抜く時間を確保することができます。
考えてもらうためには、まず自分が目立って、存在を認知してもらわなければなりません。
PAに寄る人の多くは、トイレか食事が目的です。
まず、その近くに立って札を掲げます。
それと同時に、入ってくる車、出て行く車に札をアピールして、見てもらうようにしてみてください。これだけでだいぶ違います。
そもそも、「徒歩でPAに入れるの?」という疑問がありますよね。
それに関しては、比較的大きなPAの場合、入れることが多いとしか言えません。
近年、近所に住む人がPAで買い物をすることができる、「ぷらっとパーク」という制度がある所が多いです。僕の通う大学の最寄りのPAもこの制度を採用しています。
これによって、徒歩でもPA内に入ることができます。PAのホームページを開けば、「ぷらっとパーク」制度があるかわかるので、最寄りのPAを調べてみてください。
もし、PAで始めることができない場合は、近くのインターチェンジ前の交差点で始めることをオススメします。
信号待ちによって考える時間を取れることと、後ろに十分な停車スペースがあることが理由です。
3. 日程を考えること
日程といえば大げさですが、平日よりも休日にヒッチハイクをした方が時間が短く済む傾向があります。
理由は簡単で、平日に高速道路を使っている人が少ないからです。ほぼトラックです。
「じゃあ、トラックに乗せてもらえばいいじゃん」という話ですが、そうもいきません。
大規模なトラック会社になると、ヒッチハイクで人を乗せることを禁止している場合が多いです。
もし事故を起こして怪我、死亡してしまった時に、責任を取らなければならないからです。トラック会社としてはそれは大きなリスクなわけです。
そうなると、平日に乗せてもらえる可能性があるのは、個人経営のトラック会社か、限りなく少ない個人車か、になるわけです。
確立はかなり低くなります。
ヒッチハイクをやってみたい!と思っている人は、休日に始めることをオススメします。
4. 勇気を持って話しかけてみること
トイレや、食事に行く人に挨拶するなど、軽く話しかけてみるのがいいかもしれません。
自分ではそんなつもりなくても、ヒッチハイクする人は普通の人から見たら、かなり「変な人」です。
ドライバーは、「乗せてあげたいけど、自分から話しかけるのはちょっと…」と思っている人も多いです。
札を掲げている時点で目的地はわかっているはずなので、会話をするきっかけをつくり、「怖い人ではないよ」ということをわかってもらうことが目的です。
この時、「○○まで行きたいんですけど、乗せてくれませんか?」という言い方はあまり良くないと思います。
もし乗せてくれたとしても、ドライバーが不本意だと会話も弾まず、お互いに気まずいし、申し訳ない気持ちになるはずです。
ヒッチハイクをする際は、お互いハッピーな気持ちで終われるようにしなければならないと思います。
5. 常に笑顔でいること
表情が悪く、暗い雰囲気を醸し出している人は乗せたいと思われません。
常に笑顔で、楽しそうにしていれば、「こいつを乗せたら移動が楽しくなりそうだな」と思ってくれます。
6. 会話を盛り上げること
乗せてもらった後の話です。
ヒッチハイクで乗せてくれる人は、1人の場合が多く、彼らは暇つぶしになると思って乗せてくれています。
タダで乗せてもらう以上、その要望に出来る限り応えることが必要だと思います。
目的地に着いた時、「こいつを乗せてよかったな」と思ってもらえるように、出来る限り、面白い話をしましょう。
乗せてもらった時点で興味を持ってくれているので、会話自体はしやすい雰囲気のはずです。
あとは、自分次第。ここはがんばってください。
7. 感謝の気持ちを示すこと
目的地に着いた際、感謝の気持ちを伝えることは当たり前ですが、そのほかにも何か用意しておくといいかもしれません。
僕の場合は、ツイッター、インスタ、Facebookでドライバーと友達になったり、連絡先を聞いておき、旅行の報告とともに、うまく撮れた写真を添えて感謝の気持ちを伝えています。
中には連絡先の交換を拒む方もいるので、地元のお土産などの手土産を渡してもいいかもしれません。
自分なりに工夫して、感謝の気持ちを示してみてください。
まとめ
ヒッチハイクは、タダで目的地まで移動しようというひどく傲慢な行為です。
ドライバーはそんな傲慢な行為を心優しく受け入れてくれています。
その優しさに応えるために、自分にできることを最大限してみてください。
これをすることによって、お互いとても良い思い出になると思います。そのような状況を作り出すことが理想です。
ヒッチハイクはとても楽しい反面、辛いこともたくさんあります。
辛いからこそ、乗せてもらえた時の喜びは大きく、人の温かさを感じることができます。
これこそがヒッチハイクの魅力です。
ぜひ一度挑戦してみてください。