ラオスで象使いの免許を取った話
こんにちは。今日は、ラオスで象使いの免許を取得した話をしたいと思います。
東南アジアの多くの場所で象使いの免許が取れるそうなのですが、特に有名なのがラオスのルアンパバンです。メコン川に囲まれた、日本でいうと京都のような古い街です。
以前別の国を旅行した時に出会った人に、「ラオスで象使いの免許取るといいよ!」と聞いたことがあるので、ラオスに来たら是非とも取得したいと思っていました。
ネットで調べてみると、象使いはラオスの国家資格だとか、費用が50ドルほどかかる(ラオスにおいては超高額)とか、耳を疑うような情報も多々あったので、そこも含めて紹介していきます。
実際にルアンパバンに行ってみると、象使いの免許の取れるツアーは死ぬほどありました。
街全体で象使いツアーを推してる雰囲気なので、大抵、泊まったゲストハウスでそのまま予約ができるし、そこら中にある旅行会社に行って直接予約することもできます。
しかし、ゲストハウスで予約を取るのと、旅行会社で直接予約を取るのでは全然料金が違います。
象使いツアーで一緒になった日本人観光客は、ゲストハウスで予約して、55米ドルだったそうですが、僕は直接旅行会社で予約したので、25米ドルで済みました。(2018年9月)ツアー内容は全く同じなのに、です。
旅行会社は「シーサウァンウォン通り」というメインの通りにめちゃくちゃあり、手続きもすぐ済むので、直接旅行会社に行くことをオススメします。
ちなみに僕は、そのシーサウァンウォン通りにある、「manifa travel」という旅行会社で予約しました。
ここは、周りの旅行会社と比べてもだいぶ安いです。さらに、エレファントキャンプにいる象の数がルアンパバンで最も多いそうです。(スタッフのお兄さんが言ってただけなので、信憑性はありませんが…。)
象使いツアーは、前日に予約しておいて当日の朝からツアーに参加するパターンがほとんどです。観光客向けだと、1日コースか、半日コースかが選べます。(一応、3日コースとか、1週間コースとかもありました。)
1日コースも、半日コースも内容は変わらなかったので、今回は半日コースで参加することにしました。
朝8時に旅行会社の前からバスに乗り、郊外にあるエレファントキャンプに向かいます。
舗装されていないデコボコ道を1時間ほど進むと、専用のエレファントキャンプに到着します。
バスを降りて少し歩くと、たくさんの象さんが!!!
テンション上がります。
到着して荷物を置くと、すぐにレッスンがはじまります。まずは、椅子をつけた状態で象に乗ります。
この状態でもかなり不安定で、揺れます。椅子なしで直接象に乗るなんてできるのか?と思っていました。
どんどんジャングルの中に入っていきます。映画の世界に飛び込んだみたいで、楽しいです。子供心がくすぐられます。最後は雄大なメコン川を横目にフィニッシュ。
エレファントキャンプに戻ってくると、次は座学です。象の基礎知識と、基本的な命令を覚えます。
たくさんありますが、ぶっちゃけ「パーイ」(進め)と、「サーイ」(左に進め)、「クオ」(右に進め)、「ヤーヤー」(やめろ)くらいしか使いませんでした。
象の鼻は上唇と鼻が同化したもの、象には胃がない、象の大きな耳は体温調節のためにあるって知ってましたか?
僕は知りませんでした。
次からが本番、象の背中に直接乗ります。
1人1匹象が割り当てられて、エサ(サトウキビ)を与えて、親睦を深めます。相棒になった象はマイカムちゃん(23)。少しでも黒くなっているサトウキビは食べたくないようで、鼻で掴んでもすぐ離して新しいサトウキビを欲しがります。可愛いですよね。
実際乗ってみると、想像以上に安定していて、結構乗り心地がいいです。
象の頭はチクチクした毛がまばらに生えていて、大きな耳がパタパタ足に当たります。
調子に乗って、「パーイ、パーイ!」(進め、進め!)と叫んでいると、マイカムちゃんが急に叫び声を上げながら暴れ出し、危うく振り落とされそうになりました。
サトウキビをあらかじめたくさん持っておいて、鼻で要求されるたびにエサをあげるのですが、マイカムちゃん、その回数が多すぎて、序盤でサトウキビが尽きちゃったんですね。
おそらくですが、エサを要求してるのに、あげられなかったことが原因だと思います。可愛いですよね。
しばらく歩くと、結構深めの川に入っていきます。時々水を吹くので、服はびしょ濡れになります。
川の中を歩いた後、池に入って、象の体を洗ってあげます。
木の皮に洗剤をすりこんだものを渡され、象の体を綺麗にゴシゴシ洗ってあげます。間近で見てみると、象の可愛さがより一層感じられます。本当に可愛いんです、象って。
その後、エレファントキャンプに戻って、象使いツアー終了になります。
この頃になると、もうマイカムちゃんは僕にだいぶ懐いてくれていて、たった数時間しか一緒にいませんでしたが、別れるのが寂しくなってしまいました。
こんなに間近で象と何時間も触れ合える機会は日本ではあまりないんじゃないかと思います。とてもいい経験をしました。
象使いツアーが終了するのがお昼過ぎくらいなので、お昼ご飯をそのままエレファントキャンプで食べます。このお昼ご飯はツアー料金に含まれており、なんと、ビュッフェ形式の食べ放題です。しかもおいしい。
帰りは船でメコン川をくだりました。これも料金に含まれています。
船はメコン川沿岸の村を経由して、ルアンパバンまで戻っていきました。
旅行会社に戻った後、無事に免許が発行されました!
特に試験もなく、ただ象に乗って楽しんでただけです。
観光客向けの「象使い」体験といった雰囲気なので、少なくとも、1日コース、半日コースは国家資格ではありません。
ただ、良い体験ができることは間違いありませんので、是非ルアンパバンに行って、象と戯れてきてください!
まとめ
この象使いツアーはとても楽しく、興味深い経験をすることができるので、超オススメです。一応、象使いの証明書が出ているので、履歴書に書くことは可能だそうです。
そうでなくても、話の種になったりもするので、ラオスに訪れる際には取得してみてはいかがでしょうか?
主戦力にならなくてもいいんじゃない?
こんにちは。いきなりですが、埼玉西武ライオンズの熊代選手をご存知でしょうか?
僕は先日テレビ番組を見て、初めてこの選手のことを知りました。試合前にユニークで考え抜かれた檄を飛ばして選手たちを鼓舞しているそうです。
ただ、彼の今季の出場試合数は少なく、ヒットもなかったようで、番組ではそのことをいじられたりしていました。
僕は、この番組を見て、失礼かもしれませんが、自分を重ね合わせて見てしまいました。
僕が高校時代にした行動と似ているところがあったからです。
僕は小学生の頃からずっとバスケットボールをやっています。中学生の頃は弱小チームながらキャプテンを務め、そこそこバスケが上手いと思っていました。
その後、地元でそれなりに強い高校に入学し、バスケ部に入りました。
しかし、先輩方や、同期が上手すぎてまるで歯が立たず、技能も、身体能力も、バスケの知識も、彼らの足元にも及びませんでした。僕は井の中の蛙だったわけです。
その中で揉まれながら、必死に食らいつきました。先輩に「俺が小学生の頃よりヘタクソだ」と言われたこともありました。悔しくて、個人的には精一杯努力したつもりでした。でも、足りなかった。彼らに追いつくことはおろか、練習相手にもなってなかったかもしれません。試合にもほとんど出ることができませんでした。
高校2年の冬、もうすぐ最後の大会が始まる時期になって、自分はこれまで全くチームに貢献してきていないことに激しく悩み、苦しみました。
そんな時、よく顧問の先生が言っていた、「チームで1番だと言えるものを身につけろ」という言葉が頭の中をよぎりました。
僕がチームで1番できるものはなんだろう、どうやったらチームに貢献できるんだろうと毎晩考えました。
そして、出した答えが「声を出して、チームを盛り上げること」でした。
もともと、声を出すことに意識的だったチームだったので、その中で1番声を出し続けること、みんなが下を向いて黙る時にも声を出し続け、鼓舞することは意外と大変でした。でも、誰よりも声を出しました。試合中も、周りが引くくらいベンチを盛り上げました。
最後の大会が始まり、やはり、戦力にはなれなかった自分はとにかく、ベンチを盛り上げ、試合に出ている選手たちを鼓舞し続けました。
地区大会の最終試合、点差のついた勝ちゲームで、名前を呼ばれ、残りの数分間、試合に出させてもらえました。次は県大会で、接戦になることが予想されるため、これが、僕にとっては高校生活最後の試合になることは分かっていました。
その試合で、おそらく一生忘れないであろう出来事が起こりました。
僕と交代した、いつも試合に出ているメンバーたちが、僕にボールが渡るたび、シュートを打つたびに歓声をあげ、ベンチを盛り上げていたのです。
僕はそれを見た時、心から高校3年間頑張ってきてよかったと思いました。
それと同時に、僕の声は確実に彼らに届いていて、彼らの力になっていたことを強く感じました。
会社やチーム、団体などの集団において、誰もが主戦力になりたいと思うでしょう。でも、そこに力が及ばなかったり、自分より優れている人がいるなら、別の切り口からその集団に貢献する選択肢もあるんじゃないかと思います。
その選択をするのはつらいし、惨めです。でも、それを乗り越えた時、その切り口は確実に自分の専門になり、そうやって悩み、葛藤したことは自分の力になると思います。
目の前に見える道だったり、役割だったりが全てではありません。必ず別の切り口があるはずです。
僕は高校生活で、声でチームに貢献したことを誇りに思っています。
世界三大仏教遺跡に行ってきました。
こんにちは。今回は、旅先で仏教の世界観に感動した筆者が、無理をしてまで足を伸ばした世界三大仏教遺跡について話をしようと思います。
そもそも、世界三大仏教遺跡が何なのか、ご存知でしょうか?
あまり知られていないので、「仏教遺跡に世界三大なんてあんのかよ」なんて声も聞こえてきそうです。
その3つの遺跡は、
アンコール遺跡群(カンボジア)、ボロブドゥール(インドネシア)、バガン遺跡群(ミャンマー)となっています。全て東南アジアにあります。
どの遺跡も個性があって、本当に訪れてよかったと感じました。ひとつひとつ特徴や、見どころを解説していきます。
1. アンコール遺跡群(カンボジア)
世界三大仏教遺跡の中では圧倒的に有名なカンボジアにある、アンコール遺跡群。中でも、カンボジアの国旗にも描かれているアンコール・ワットが有名ですよね!
最大の見どころはやはりアンコール・ワットですが、そのほかにも多くの見どころが存在します。
まず、訪れてびっくりするのはその広さです。アンコール遺跡群は、全てまわろうとしたらトゥクトゥク(タクシーのようなもの)をチャーターしても3日はかかります。1週間かけてじっくりまわる人もいるくらいです。
その理由としては、遺跡ひとつひとつがとにかく大きいので、ひとつの遺跡をまわるのに、1〜3時間ほどかかってしまうこと、単純に遺跡群の範囲が広いことが挙げられます。
今回は数多くの遺跡の中でも3つの主要な遺跡を紹介していきたいと思います。
1つ目はもちろん、アンコール・ワットです。これは外せません。
特に早朝の暗いうちに訪れることをオススメします。
アンコールワットは、西向きに建てられているため、日の出とともに、朝焼けをバックにした幻想的なアンコールワットを拝むことができます。 大変綺麗で写真では伝わらない感動があります。是非、自分の目で確かめてみてください!
ただ、早朝ではなく、日が昇った後の午前中に行ってしまうと、逆光で良い写真が撮れなかったりするので、訪れる際は注意してほしいです。
また、アンコールワットは、アンコール遺跡の玄関口に位置するため、朝早くにアンコールワットを見てしまった方が、効率よく他の遺跡をまわることができます。
2つ目はアンコール・トムです。
この遺跡は、アンコール・ワットの近くにあって、かなり行きやすいです。
アンコール・トムの中心にあるバイヨン寺院には遺跡内にたくさんの観世音菩薩の顔があります。表情もひとつひとつ異なるので、見ていて楽しいです。
↑観世音菩薩の四面塔
↑アンコールトムの入り口にある南大門。入り口をくぐっている象が小さく見えるほど大きい!そして中心にはやはり、顔!
バイヨン寺院の周りにはぐるっと1周壁一面に美しく、細かいレリーフが描かれています。アンコール朝時代の不思議な世界観に魅了されます。
さらに、象に乗りながらバイヨン寺院を1周するサービスもあります。20米ドルと、少し割高ですが、乗ってみるのもアリだと思います。
3つ目はタ・プロームです。
この遺跡では、大きな木々によって遺跡が侵食されている様子に驚かされます。
漫画「ワンピース」が大好きな筆者は空島編の世界観を感じずにはいられませんでした。
遺跡のあらゆる場所が木々に侵食され、ジャングルに隠されていた時間の長さを静かに感じさせてくれます。
実はこの木々によって、遺跡がダメージを受けているようなのですが、日本やフランスなどによる支援のおかげで今の状態を保つことができているそうです。
とは言っても、他の遺跡と比べて崩れた状態で放置されている場所が多いことから、このまま自然崩壊してしまうのではないかと心配になる遺跡でもありました。
今回紹介した3つの遺跡は代表的なものを紹介したにすぎません。その他にも、興味深い遺跡はたくさんあります!訪れる際はたくさん調べて、自分なりのコースを考えてみてください!
2. ボロブドゥール(インドネシア)
続いては、インドネシアにあるボロブドゥール遺跡についてです。
この遺跡は世界最大級の仏教寺院で、全て石でできています。一応、日本に伝わった仏教と同じ、大乗仏教の寺院なのですが、伝わり方でここまで建築様式が変わるのはとても面白いです。
各層には回廊があり、その壁には一面に美しく、精巧なレリーフが刻まれています。
遺跡自体が巨大なので、回廊を歩くのも一苦労です。日陰がほとんどなく、直射日光がきついので、日傘を持って行ったり、ポイントを絞って散策することをオススメします。
ボロブドゥールといえば、やはり頂上付近にたくさんあるストゥーパ。とても精巧に作られています。
小さなストゥーパの中にはそれぞれ仏像が安置されていて、覗き込むと見ることができます。非常に不思議で、興味深いつくりです。
背後にある一際大きなストゥーパには、釈迦の遺骨がおさまられているそうです。
遺跡の周りは360度なんにもない平原です。
自然豊かな景色と、その上に建つ不釣り合いな巨大遺跡に心を奪われます。
僕は行けませんでしたが、ボロブドゥールから見る朝日がめちゃくちゃ綺麗だそうです。
横幅が広すぎて、正面から全景を写真におさめることはかなり難しいです。
遺跡の背後に広めのスペースがあるので、そこから写真を撮ると、なんとか全景をおさめることができます。
また、ボロブドゥールは学割が効くので、学生の場合は、学生証を持っていくことをオススメします。
僕が行った時は本来は約2500円のところを、学生証を出したら約1650円ほどでは入れました。国際学生証ではなく、普通の普段使っている学生証で問題なかったです。
個人的にはここが一番感動しました。
世界三大仏教遺跡の中では唯一世界遺産に登録されていません。
世界遺産に登録されていないからこそ、知名度があまりなく、そこまで観光地化されていないため、地元の人たちの信仰心がはっきりと見えてきました。非常に興味深い経験をすることができました。
このバガン遺跡群は、大小様々な仏塔が乱立しているのが特徴です。それぞれの仏塔に仏像が安置されており、信仰の対象となっています。
ひとつひとつの仏塔の間隔が狭いので、レンタサイクルでまわると効率よくまわれます。
仏塔に訪れる人は、時間帯にもよりますが、大体観光客半分、地元民半分といったところです。
地元の人々はそれらの仏像にひざまずき、お祈りを捧げたり、念仏を唱えたりしていました。
ミャンマーでの仏教の影響力の強さを体感しました。
また、これらの仏塔は、地元民の交流の場にもなっているようで、親に連れられた、たくさんの子どもがいました。
仏塔の日陰で休憩していると、多くの地元の人たちが話しかけてくれました。地元民と交流ができたのがとても良い経験になりましたし、なにより楽しかったです。それができるのも、このバガンの大きな魅了だと思っています。
残念ながら僕がバガンにいた3日間は、雨季だったこともあり、全て曇っていて綺麗な朝日や夕日を見ることができませんでした。それでも十分綺麗な景色が拝めました。
しかし、乾季(10月〜4月)だと気球が飛び、乱立する大量の仏塔と、それらを照らす朝日を上空から見ることもできます。
もう一度訪れて、気球にのってさらに綺麗な朝日を拝みたいものです…。
このように、素晴らしいバガン遺跡群ですが、なぜ世界遺産に登録されていないのでしょうか?
一説によると、修復の仕方が良くないからだといわれています。確かに、遺跡の一部をコンクリートで塞いでしまっていたり、文化遺産としての仏像の修復方法には問題があったりします。
しかし、それは、現地の人々がバガン遺跡群を重要な文化遺産としてではなく、信仰の対象としてみているからであるように見えました。彼らの信じる仏教の世界観を体現したり、信仰の便宜上、そうしているだけのように見えたのです。これは、個人的な感想ですが、バガンを訪れることで色々と考えさせられるものがありました。
なにがともあれ、バガン遺跡群が、まさに今訪れるべき遺跡であることは間違いありません。厚い信仰が残っているうちに是非訪れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?どの遺跡も特徴的で面白かったです。今回は世界三大仏教遺跡にスポットを当てましたが、他のディープなスポットも紹介していけたらと思っています。
長々とした文章を読んでいただき、まことにありがとうございました!
「大人」になることについて
こんにちは。今日は少し固い話になってしまいますが、筆者がもう少しで社会人になるということで、「大人になる」ということについて話してみたいと思います。これから書くことは、あくまで個人的に考えていることです。「こんな考え方があるんだな」程度で読んでくれるとうれしいです。
大学生である僕は日々生活していると、「大人なんだから〜しなきゃ」とか、「大人な対応だね」など、「大人」という言葉が会話の中でたびたび使われることがあります。
みなさんがイメージする「大人」というのはどのようなものなのでしょうか。我慢強さだったり、自己決定する力だったり、コミュニケーション能力だったり、人によって解釈は異なると思いますが、個人的には「社会に適応する人」という意味で使われていることが多いように感じます。
もちろんそれは大切なことだと思いますが、社会に適応することが本当に「大人になる」ということなのか、ずっと疑問に思ってきました。この大学生活で1つの答えを出したので、是非最後まで読んで、感想、意見をお聞かせください。
いきなり結論になりますが、僕は、子供であり続けること=大人であることだという考えに至りました。
なぜこんなヘンテコな結論になったか、その過程を説明していきます。
僕は日本や海外をまわって、たくさんのカルチャーショックを受けたり、いろんな国籍の、いろんな立場の、いろんな年齢の人々に会って、彼らの話に耳を傾けてきました。その中で、世の中には本当に色々な人がいて、人生の選択肢は決して1つには定まらないことを知りました。
新たな驚きがあるたびにそれに面白さを感じ、もっと知りたい、もっと色んなところに行ってみたい、もっと学んでみたいと強く感じました。自分の欲望の赴くままに、たくさんの場所を訪れました。
その過程で、常に自分に驚きを与え続けることが、結果的に自分の成長に繋がるということに気づきました。
みなさんも、常に新しい自分を更新し、挑戦し続け、成長していく人をすごいと思うだろうし、そういう人を尊敬すると思います。このように、尊敬される人になるということが「大人」になるということなのではないかと僕は思います。
それでは、子どもはどうでしょうか。
子ども=小学生までの子だとすると、みんな実に感情豊かに、様々なことを受け止め、驚き、日々成長を続けているように感じます。そういった意味では、子どもは常に「大人」になり続けているのではないかと考えています。
しかし、子どもはどこかで周りに合わせ、本当に好きなこと、興味のあることにのめり込めなくなってしまう。世間が求めるような大人になろうとしてしまう。行動を集団が縛り、価値観が単一化してしまう。そうなってしまうと、己を持たない、周りに合わせるつまらない大人になってしまうのではないでしょうか。
自分を成長させることは好奇心に従って、それを探求することだと思っています。そういった意味では、「子ども」のように、無邪気に未知のものに飛びついてみることが、「大人」になる方法だと思っています。一見意味のないことでも、行動し続けることで、必ず点は線になると信じています。線につなげるために、たくさん点を作っていく。それが繋がった時、初めて「大人」になることができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕はこれからも「子ども」であり続けたいと思っています。冒頭でも言いましたが、これは本当に個人の一意見なので、みなさんの「大人」観も是非聞かせてほしいです。コメントお待ちしております。
バックパッカーに役立つ神アプリ
こんにちは。金欠バックパッカーのジョーです。
今日は僕が日本や海外を旅している間、重宝していた、3つの便利なアプリについて話したいと思います。
どのアプリもお金を大幅に節約することのできる神アプリです。旅行する際には確実に入れていくことをオススメします。
1. Booking.com(ブッキングドットコム)
1つめはBooking.comです。このアプリは都市名と日程を入れればすぐにその都市の安いゲストハウスから高級ホテルまで探すことができます。
僕はこのアプリを知るまでは自分でゲストハウスを何軒かまわったり、現地の人に安い宿を聞いたり、ネットで事前に予約していたりしていました。しかしこの方法だと、通常より高い値段をつけられたり、予定より遅れて目的地に着いてしまった時、野宿する羽目になってしまったりします。
このBooking.comは前述したような作業を一切することなしに、その地域の最安値の宿を簡単に探すことができます。
僕は海外に行く時だけでなく、日本を旅行する際にもこのアプリで全ての宿を予約しています。
Booking.com独自の割引が存在し、通常予約するよりも安く済むのが大きな魅力です。
予約方法も非常に簡単なので実践してみます。
例えば、2019年2月1日にタイのバンコクで泊まるとします。
まずは、目的地と日程、宿泊人数を選択します。
そうすると、最初はオススメ順にホテルがズラーっと並びます。
左上の並びかえボタンを押して、「料金が低い順」を選ぶと
日本円で約300円から宿があることがわかります。
気になる宿をタップすると詳細がでてきます。ここにレビューや立地、設備が出てくるので、最安値の宿を選ぶのではなく、自分に合う宿を選んでみてください。最安値の宿は、立地が悪かったり、Wi-Fiがなかったり、何かしらの問題があることが多いです。
気に入ったら「部屋を選ぶ」をタップして部屋を選んでください。選択すると予約画面に移ります。あとは指示に従って進めば予約が完了します。このように、すぐに予約ができてしまうので、僕はいつも泊まる宿を前日に予約しています。これによって時間に余裕ができ、旅の自由度が増します。現地で会った人に、「ここに行ったほうがいいよ!」と言われて、予定を変更したこともありました。Booking.comで宿をすぐに決められる安心感が旅をより自由に、楽しくするでしょう。
さらに便利なことに、最近は当日までキャンセルが無料だったり、クレジットカードの情報がいらなかったりする宿が増えています。
バスや電車の遅延は発展途上国では日常茶飯事です。遅延するたびに電話やネットで予約キャンセルしたり、キャンセル料を払うのはバカらしいですよね。
Booking.comは世界中どこでも通用するサービスですが、特にアジアに強いです。アジアを旅したい人には特にオススメです!
2. maps.me(マップスミー)
2つめはmaps.meというアプリです。このアプリはなんと、オフラインでも現在地を含めて地図を見ることのできるアプリなんです!
このアプリを知った時は衝撃でした。そんなアプリがあってたまるかと…。
詳しく言うと、事前に目的地の地図をダウンロードしておくことで、電波のない状況(主に海外にいる時)でも現在地を知ることができます!
地図を見るためだけにポケットWi-Fiを借りている人って意外と多いんじゃないかと思います。長期の旅になればなるほどポケットWi-Fiって高いんですよね…。しかし、このアプリを入れればその問題も解決です!
アプリを入れると、このような画面がでてきます。今回はバンコクを旅する設定にしましょう。まずはタイのある場所をアップしていきます。
さらにアップすると…
こんな画面に切り替わります。地図をダウンロードをタップしてしばらく待つと、詳細な地図が出てきます。非常に簡単です。
この作業をオンラインの場所(日本国内や、Wi-Fiのある場所)でやっておきます。そうすると、いつでも地図と現在地を確認することができるようになります!とても便利ですね!
3. Trip.com(トリップドットコム)
3つ目はTrip.comです。これは主に航空機の予約に利用します。
航空機の予約というと、めんどくさいというイメージがあると思いますが、
このアプリを使えば簡単に航空券を探すことができます。
しかも、旅行代理店を通さず、自分で予約するので、料金も安く、航空券(eチケット)も1時間30分以内に発券されます。
では、アプリを使った航空券の予約方法を紹介します。
Trip.comのアプリを開くと、このような画面がでます。今回は航空券をタップします。
航空券をタップすると、片道か往復か、行き先(どこからどこへ行くか)、日程、クラス、人数を選びます。
今回はバンコクに、9月2日から一週間行くものとします。
全て選択したら「検索」をタップします。
そうすると、自動的に料金が低い順に並び替えてくれます。今回の日程だと、約25000円が最安値ですね。
好きな航空券を選んでタップすると詳細が出ます。それでよければ「予約」をタップします。
「予約」をタップすると、自分の個人情報や、クレジットカードの情報を記入する欄があり、それを埋めます。その後、予約を確定すると、1時間半以内に登録したメールアドレスに航空券(eチケット)が送信されます。これで準備完了です。
航空券をコピーして空港に持って行くのが望ましいですが、ぶっちゃけスマホの画面を見せればオッケーです。そのため、コピーする手段のない海外でも航空券の予約が可能です。
航空券予約アプリはこのTrip.comの他にもSkyscannerやエクスペディア、トラベルコなどのアプリがあります。全て使ってみた結果、個人的にはTrip.comが一番使いやすかったのです。それぞれ特徴があるので、慣れてきたら他の旅行サイトもチェックするのもいいかもしれませんね!
まとめ
いかがだったでしょうか?いずれのアプリも僕が旅先で先輩バックパッカーから教えてもらった便利なアプリです。このようなアプリを知っているか、知っていないかで費用に大きな差が出ます。とりあえず、この3つのアプリを入れておけば快適に旅行を楽しむことができるでしょう。少しでもみなさんの旅の役に立てれば幸いです。
東南アジアを一周するために
こんにちは。卒論も提出し終わり、時間に余裕ができたので、前からやってみたかったブログを始めようと思います。僕自身、旅の計画を立てるとき、色々な人のブログを見て参考にしてきました。僕もそんな風に誰かの旅の指標になればいいなぁなんて思いながらこの記事を書いています。
僕は2018年の9月に東南アジアを一周してきました。需要があるかはわかりませんが、その際にかかったお金や日数、行程、持ち物、服装について書いておこうと思います。
東南アジアとは言ってもどこまでを「東南アジア」と定義するのか微妙なところがありますが、今回は2019年現在、ASEANに加盟している10カ国(ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ブルネイ、フィリピン)を東南アジアの国であると定義します。
その中でも、僕自身カンボジアにはすでに行ったことがあり、フィリピン、ブルネイは地理的に行きづらい場所にあることから今回の旅行では行かないことにしました。今回はそれ以外の7カ国を旅することにしました。
【期間】
2018年9月1日〜9月29日までの1ヶ月間
【行程】
成田(日本)→ダナン(ベトナム)
バンコク(タイ)⇆アユタヤ(タイ)
ジャカルタ(インドネシア)⇆ジョグジャカルタ(インドネシア)
シンガポール→マラッカ(マレーシア)
マラッカ(マレーシア)→クアラルンプール(マレーシア)
クアラルンプール(マレーシア)→成田(日本)
今回はベトナムのダナンから入り、マレーシアのクアラルンプールから日本に帰りました。
東南アジア周遊をする多くの旅行者はとりあえずバンコク(タイ)の往復航空券を買い、バンコクを拠点にして東南アジアをまわります。なぜかというと、東南アジアの中でもバンコクへの航空券が圧倒的に安く、東南アジアのちょうど真ん中に位置することから地理的条件もいいからです。
僕がそのルートで行かなかった理由は2つあって、1つはより多くの国を訪れたかったから。もう1つは、カンボジアには行かないつもりだったからです。
僕が設定したルートのメリットは、同じ国に再度入国することがないことです。出入国の手続きというのは非常に面倒で時間がかかります。さらに、一度行った土地にまた戻ってくることは、比較的短期で色々な国を周りたい旅行者からすれば時間がもったいないと感じるかもしれません。タイを拠点とした時よりも費用はかかりますが、短期で色々な場所に行けるというののがこのルートの魅力です。
実際にこのルートでまわってみての感想は、「やれなくもない」といったところです。1カ国4〜5日しかいれないため、訪れる場所を限定しなければなりません。今回の旅では1カ国2都市を目安に計画を立てていきました。ただ、計画を立てても全てがうまくいくわけがないので、そこは臨機応変に対応する必要があります。僕の場合は、シンガポールで調整したので、シンガポールの滞在日数は2日だけになってしまいました。
しかし、一度の旅で色々な国を周ることで文化の違いや宗教の違い、性格の違いなどがはっきり出てきてとても面白い体験ができるのは間違いないです。自分がどこに重きを置くかで旅の日数や訪れる国の数は変わってくると思います。
【費用】
〈交通費〉※1千円以上のもの
飛行機
日本からの往復 5万円
ラオス→タイ 1万円
タイ→ミャンマー 1万2千円
バス
シンガポール→マラッカ 1千5百円
〈飲食費〉
約1万円
〈宿泊費〉
約1万円
〈その他〉
ミャンマービザ 5千円
その他交通費 約4千円
お土産代 約3千円
アクティビティ代 約9千円
雑費( 日用品、トイレ、お賽銭、手数料など)
約2千円
合計 約16万円
ベトナム→ラオス間のバス移動において、原因は様々ですが、38時間バスに乗りっぱなしというトラブルが起きました。バス移動は日数に制限のある僕からするとリスクが高いため、これ以降最小限にすることにしました。
そのため、飛行機での移動が多くなり、費用がかさんでしまいました。日数に制限がない旅をするなら工夫次第で16万円よりも安くすることは可能だと思います。
地元のマーケットで安い果物やパンを買って少しずつ食べたり、中距離の移動は夜行バスを使ったり、飛行機なら空港泊を組み込むことで、飲食費や宿泊費を節約することもできます。
東南アジア一周など、長期の旅になればなるほど細かい出費が後に響いてきます。低予算で旅をするなら、缶ジュースは飲めないと思った方が良いでしょう。
【持ち物】
・パスポート
・往復の航空券
・大きめのバックパック
・ポーチ
・財布×3
・パソコン
・3日分の着替え(半袖半ズボン)
・長ズボン
・上着
・帽子
・洗面セット
・充電器(カメラ、パソコン、ケータイ)
・変換プラグ(C型とBF型)
・洗濯洗剤
パソコンはカメラで撮った写真を取り込むためと、卒業論文を進めるために持っていったのですが、本当に持っていかなければよかったと後悔しています。パソコンがあったことによって、LCCの手荷物重量の基準(僕の乗った飛行機は7キロ)を超えてしまい、追加料金を取られました。LCCに乗るなら、無駄な荷物は持っていかず、できるだけコンパクトにまとめることが必要です。
【服装】
基本的には一年を通して半袖半ズボンでいいです。僕の行った9月は多くの国で雨季でしたが、いきなり大雨が降って、1時間もすればカラッと晴れます。雨具はいりません。どうしても移動したいときは、現地で安く調達することができます。
↑ベトナムで買ったカッパを着る筆者
東南アジアに限らず海外は日本よりも冷房がキツめに設定してあるので上着は必須です。
また、宗教施設に行く場合には長ズボンを着用して行くようにした方が良いです。タンクトップや膝上の半ズボンで参拝にいくと、入場を断られる場合があります。気をつけましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は1ヶ月で東南アジアを一周する人向けの需要あるのか疑問の残る内容でしたが、一体験として楽しんでいただければ幸いです。東南アジアの国々はどの国も魅力的で訪れて損はないと思います。中でもタイは日本人旅行者も数多くいて、旅行初心者にもオススメできます。是非訪れて感想を聞かせてほしいです!
まだまだ書きたいことはたくさんあるので、順次書いていこうと思っています。何か質問、意見等ございましたらコメント等でお聞かせください!